バロック建築で求められたのは、それまでとは違う教会建築でした。

ルターから始まった宗教革命によってカトリックはダメージを受け、それまでと違うものが求められたいたからです。

カトリック教会をどうにかしようとしたの一つの集団がイエズス会でした。

ルネッサンス様式の教会は平面で見ると丸くて対象的な形をしていますが、それではキリスト教の礼拝に合わないとして変わっていきました。

身廊には成人への祈祷や礼拝ができるように礼拝室が並び、平面で十字架の左右の腕にあたる部分にも大きな礼拝堂がつくられるようになりまた。

ファザードは今までの教会とは違い、人々を引きつけるためか立体的な装飾的になっています。

その立体的な単純なパターンで複雑なものを作るのではなく、大きくて複雑なパターンになっています。

（立体的な装飾とは、壁面に付けられた柱や梁、屋根などを指します）