バロックの２大巨匠はベルニーニとボッロミーニです。この時代の様式はバロックと呼ばれ、それは宗教改革で打撃を負ったカトリック教会の教会の権威を復活させるための運動と連動して出てきました。

つまり、形を作るための元になったコンセプトは、”神聖（ヒエロ的）なものと肉体的な官能が、宗教体験として重なり合うこと”（磯崎新『磯崎新の建築・美術をめぐる10の事件簿』）です。

人間回帰のルネサンスから、神秘＋人間になったのが17世紀です。