16世紀 part11
2020年7月10日16世紀 part12
2020年7月11日コーリン・ロウは言う。
フランク・ロイド・ライトがフレーム構造を執拗にまで拒絶したのは”有機的”な空間を求めるが故だという。
その有機的な空間は平面計画から生まれているという。
シカゴ派のフレームで作られたオフィスビルは、フレームの装飾が求められたのは、空間のためではなく、ファザードの表現のためだという。
その、空間を抜きにして、表面を作ろうことを求めるフレームをライトは嫌がったと、ロウは分析している。
そして、ライトの作る内部空間の表現はフレームの枠組みと相反しているようになったとも言う。
はて、どうなんだろうか。ライトの建築はフレームではいけないのか?