フランクロイドライト part24
2020年9月16日フランクロイドライト part25
2020年9月18日ルネサンスすなわち古典様式の危険は硬化であり、マニエリスムの危険は解体である。
体系世界の美術16 渡辺貞清
バロックのファザードの変化を追ってみる。すべてローマにあるので、もし時間が有るなら全て見てみると、バロック建築の教会ファザードが分かるようになるかもしれない。
ジェズ教会(1575-84)in roma
ファザードの設計は、最終的伊はデッラ・ボルタ。「世界初の真のバロック様式ファザード」と呼ばれている。
プロポーションは少し太っている。上層両端の渦巻によって、動きが出ており、ぽっちゃりが動いているような印象を受ける。下層は垂直性がある。
世界中のイエズス会の教会の手本となっている。
サンタ・スザンナ聖堂(-1603) in roma
ファザードの設計はカルロ・マデルノ。ジェズ教会よりも動きがあると言われている。プロポーションはキレイである。上層と下層がの壁面がより彫刻的で、はっきりとしているせいか、のっぺりとせず、絵画的にまとまっている。
サンティニャーツィオ聖堂(1626-50) in roma
設計はオラツィオ・グラッシ。ジェズ教会の影響を受けている。ジェズ教会よりも、ペディメント(屋根の三角形の部分)が複雑なため、ジェズ教会よりも、表情が豊かになっている。下層の中央の入口と左右の回廊の入口の間に装飾が有るものの、ジェズ教会よりも空白が多いため、お父ぃた雰囲気になっている。
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
(1624-29(マデルナ)1661-1665(ライナルディ)in roma
設計はカルロ・マデルナとカルロ・ライナルディ。ジェズ教会よりも箸ならなどが細くなり壁面から独立した表現となって、より華奢な雰囲気を感じる。2本の柱の造形が垂直の繋がりが強調され、彫りが深くなり、バロックもなれてきた感がある。