フランク・ロイド・ライト part16
2020年7月19日16世紀 part16
2020年7月21日コーリン・ロウは『マニエリスムと近代建築』でいう。
マニエリスム建築のは進展は、当時のヨーロッパを荒廃させた宗教および政治の争いによって大部分決定づけられている。宗教改革と反宗教改革による宗教的価値観の強調は、ヒューマニストの価値に対立した。……感情的および知的不安となって現れ、不安の一因となっている。そして、もし十六世紀マニエリスムが、激しい精神的、政治的危機の視覚的指標であったならば、今日類似した傾向が再び起こることも予期されないわけではないし、それに匹敵する対立を指摘するには及ぶまいp55
いつの時代も、その次代の当事者は荒波に飲み込まれていると感じて生きている。コーリン・ロウもその一人である可能性は捨てきれない。