フランク・ロイド・ライト part13
2020年7月11日16世紀 part13
2020年7月16日村野藤吾は1975年、彼が84歳前後でアメリカのタリアセン・ウェストに行っている。
”作品の傾向からも、彼の人生遍歴からしても、どこかに社会から遠ざかりたいと思うこともあったに違いない。”
と思って、タリアセン・ウェストに向かっていく。
しかし、村野藤吾は行き当たりばったりに、その場に訪れたため、内覧ができない日であったため門前払いを食らう。
その時敷地に「ここより先は私有財産だから入ることはできぬ」という門柱にぶら下がっている札に気がつく。
そしてライトの建築に漂う雰囲気を言葉にする
”彼の作風のどこかに物に対する権利のようなものが厳然としてつきまとっている。”
そして翌日タリアセンをみた村野はどうもこの建物が気に入らなかったようだ。