フランク・ロイド・ライト part07
2020年7月5日フランク・ロイド・ライト part08
2020年7月6日マニエリスムが建築で始まったのは、ジュリオ・ロマーノである。彼は、ローマ略奪を直接ローマで経験はしてはいなかったが、明らかに影響を受けた。
彼の設計である、パラッツォ・デル・テは、建築だけではなく中の絵画までロマーノが描いている。
ロマーノの師であるラファエロやブラマンテが、当時の建築の原理・原則に三段構成といううスタイルを作り上げた。
1階の地面に面するのは、粗い石で積んだルスティカと呼ばれる仕上げで馬車の止める場所や、商店。
その上の上層階は、主要な階で、外壁にはきちんとオーダー(柱・梁)が外壁を飾る
そして最上部は使用人が住む。
この三段構成が、パラッツォ・デル・テでは主階では一階に落ちている。
そして至るところで装飾が正式ではない形で使われている。遊びがすごいのである。
少しふしぎな、ペディメントの形や、オーダーの上の梁の省略