フランク・ロイド・ライト part06
2020年7月5日16世紀 part07
2020年7月5日ライトにとって住宅は快適な空間である、という信念がある。
ライトにとって快適な空間はシャルターの下にある住居空間である。
そのために、屋根裏部屋をなくし、地下室をなくした。
複数の小さな暖炉を一つにまとめる。
そして、外と中がつながっている空間が必要だと考えている。
当時の住宅は、ライトいわく、建物の機能は箱と箱との相互関係においてしかなかった。機能は細切れになり、独房の集まりのようだという。
その間仕切りをなくし、空間を自由にしたのが自分だと言う。そうすると住みやすくなるという。
では、現代建築で、壁が全く無く、それぞれが繋がっている建物はこのベクトルを伸ばしたものなのだろうか。
人の生活はどこまで共有されるべきなのか。多すぎる区切りは害になるが、まったくない空間はどうなるのか。