フランク・ロイド・ライト part04
2020年7月2日フランク・ロイド・ライト part05
2020年7月3日ルネサンスの始まりはフィレンツェだったが、少し立ってからヴェネツィアでルネッサンスが採用されるようになった。その時最も有名な建築はサン・マルコ図書館(1536)。
一方少し前のフィレンツェでは、ブラマンテの死後(没1514)、ルター派で荒れているカトリック教会が設計をしていたサン・ピエトロ大聖堂の設計をラファエロに任せるなどの動きがある。
ラファエロのプランはブラマンテがギリシャ十字架の正方形プランと違い、使いやすさを優先し、長方形で回廊をもったプランとなっている。しかし、1520年、ラファエロも37歳とわかく死に、発注者レオ10世も亡くなってしまった。
ラファエロは、ダビンチやミケランジェロと違い、周りと上手く付き合うことができたせいか、製法家のプランではなく、機能上の要請から長方形にしたのだろうか。
後年、ミケランジェロがこのサン・ピエトロ寺院の設計を引き継ぐと、正ホプ系のプランに戻すことになる。
前回書いた、サッコ・ディ・ローマは1二人の間の1527年におきている。